2011年7月17日日曜日

【基礎の基礎】スクリプトの記述と実行

では、メッセージボックスを表示するだけの簡単なスクリプトを実際に記述して実行してみましょう。

まず、myFunction関数の中に「Browser.」まで入力すると、スクリプトエディタの入力支援機能が表示されます。(マイクロソフト製品で言うところの「インテリセンス」ですが、グーグル製品では特別な呼び方はなく「入力支援機能」と呼ばれているようです。)


「msgBox(String prompt): void」を選択します。


「prompt」と表示されている部分をクリックします。


「prompt」の部分に "Hello, World!" と入力しましょう。(別に何でもいいのですが「Hello, World!」 が通ぽくってお勧めです。)
また、最後に:(セミコロン)を付けるのを忘れないようにしましょう。JavaScriptでは、文の最後にセミコロンを付ける決まりになっています。

結局、以下のように入力されていればOKです。
function myFunction() {
  Browser.msgBox("Hello, World!");
}


フロッピーディスク印の「保存」ボタンを押してスクリプトを保存します。


プロジェクト名を入力します。(好きな名前でOKです。)


三角印の「選択した関数を実行」ボタンを押してスクリプトを実行します。


スクリプトはスプレッドシートの画面で実行されますので、実行結果を確認するために表示画面をスプレッドシートに切り替えます。すると、メッセージボックスが表示されているので「OK」ボタンを押せばスクリプトは終了します。


スクリプトエディタ画面に戻り、右上の×ボタンを押してスクリプトエディタを閉じます。


スプレッドシート画面の「ファイル」メニューから「保存」を選択してスプレッドシートを保存します。


スプレッドシート名を入力します。(好きな名前でOKです。)


最後にスプレッドシートを閉じます。


保存されたスプレッドシートがドキュメント一覧に表示されます。


これにて、スクリプトの記述と実行は完了です。

【参考にしたサイト】
Google Code > Tutorial: Creating Your First Spreadsheet Script
http://code.google.com/intl/ja/googleapps/appsscript/articles/yourfirstscript.html


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